宇宙天気概況

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【NICT 今日の宇宙天気情報(日報:2012年02月22日 15時00分 (JST))】

 この情報は、毎日午後4時ごろ最新のものに更新されます。
 世界各地の観測データを元に、情報通信研究機構での観測等も加味して決定された、その日の太陽活動や地磁気活動の情報によって構成され、これらの情報から地球の周りの宇宙空間で今何が起きているかを知ることができます。

担当: 佐藤

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概況・予報

活動領域1422でCクラスフレアが発生し、太陽活動はやや活発でした。
今後とも太陽活動はやや活発な状態が予想されます。
太陽風速度はやや高速な450km/s前後から通常速度の400km/s前後へ下降し、地磁気活動は静穏でした。
今後とも地磁気活動は静穏な状態が続くでしょう。

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太陽活動

太陽活動はやや活発でした。
活動領域1422で21日11時42分(UT)にC1.0フレアが発生しました。

活動領域1422は、面積、黒点数ともにやや増加しました。

活動領域1422は面積がやや大きく、今後もCクラスフレアが発生する可能性があります。
今後とも太陽活動はやや活発な状態が予想されます。

■本日/昨日における活動領域(黒点群)
領域番号、位置、面積、黒点数、黒点群のタイプ、磁場構造
1419  N27W44   10/ 20   1/ 3  Axx/Cro  α/β
1420  N11W44   40/ 60   1/ 2  Hrx/Cso  α/β
1421  N14E19   20/ 30   4/ 2  Bxo/Cro  β/β
1422  N15W24  330/240  15/12  Dsi/Dai  β/β

(注)フレア
・太陽面で発生する爆発的なエネルギー解放現象。
・SDO衛星の極端紫外線カメラ画像及びGOES衛星のX線カメラ画像にて発生の様子が確認できる。
・GOES衛星のX線観測において発生したフレアの最大値により小規模なものからA・B・C・M・Xの順にクラス分けされている。(GOES衛星のX線観測データ参照)

(参考データ)
GOES衛星の太陽X線データ
http://www.swpc.noaa.gov/rt_plots/xray_5m.html

太陽画像サマリー(STEREO衛星のサイト)
http://stereo-ssc.nascom.nasa.gov/beacon/beacon_secchi.shtml

NASAによる最新のフレアリスト
http://www.lmsal.com/solarsoft/last_events/

ひので衛星による太陽面画像データ(X線画像、可視光部分画像)
http://hinode.nao.ac.jp/latest/

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地磁気活動

地磁気活動は静穏でした。
太陽風速度は、やや高速な450km/s前後から通常速度の400km/s前後へ緩やかに下降しました。
太陽風の磁場強度は弱い4nT前後で推移し、磁場の南北成分は時折-2nT前後の弱い南向きとなりました。
その後、22日1時(UT)頃に太陽風の磁場強度はやや強い7nT前後に上昇しました。

SDO衛星の極端紫外線の画像(AIA193)によると、太陽面の西15度付近に南北2つのコロナホールが位置しています。
北半球のコロナホールは高緯度にあるため、地磁気への影響は小さいと予想されます。
南半球のコロナホールの影響は、24日から25日頃にかけて到来する可能性がありますが、このコロナホールは小規模であるため、地磁気への影響は小さいと予想されます。
今後とも地磁気活動は静穏な状態が続くでしょう。

(参考データ)
ACE衛星による太陽風観測
http://www.swpc.noaa.gov/ace/MAG_SWEPAM_24h.html

27日の太陽周期プロット
http://swnews.jp/rt/27d_all_27.html

(注)ACE衛星の太陽風観測データと地磁気への影響
・ACE衛星は太陽と地球の引力がつりあうラグランジュ点(L1)の近くで、太陽風を観測します。
このラグランジュ点を通過した太陽風は約1時間後に地球に到来しますので、ACE衛星は太陽風の乱れを地球に到来する約1時間前に見つけることができます。
・太陽風の速度(黄色)及び磁場強度(白)が高い程、地磁気への影響が大きくなる。
・磁場の南北成分(赤色)が南寄り(-方向)となった際に、地磁気への影響が出やすい。
( )表示はACE衛星の太陽風観測データにおけるプロットの色

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プロトン現象

静止軌道の10MeV以上のプロトン粒子フラックスは、1[個/cm^2/sec/sr]未満の静穏レベルで推移しました。

(参考データ)
GOES衛星 高エネルギー粒子
http://www.swpc.noaa.gov/rt_plots/pro_3d.html

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高エネルギー電子

静止軌道の2MeV以上の高エネルギー電子フラックスは、8000[個/cm^2/sec/sr]未満のやや高いレベルで推移しました。

(参考データ)
GOES衛星 高エネルギー電子
http://www.swpc.noaa.gov/rt_plots/elec_3d.html

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電離層

臨界周波数8MHzを超える強いスポラディックE層(注1)の発生は、確認されていません。

F層臨界周波数は、概ね中央値(注2)付近で推移しました。
日本上空の全電子数(TEC)は、21日の昼過ぎから夕方にかけて日本各地で、22日の昼前に低緯度の地域でやや低めでした。
※時間帯の記述は日本時間(UT+09時間)です。
※大宜味(沖縄)は、現在、最新のデータが確認できない状態となっています。

(注1)スポラディックE層
・日本付近では夏期に突発的に高度100km付近に現れる電子密度の高い層。
・通常の電離層では反射されない高い周波数の電波を反射する。

(注2)F層臨界周波数の中央値
・過去40日間の同一時刻に観測された臨界周波数を大きさの順に並べたとき中央にくる値。
・中央値とほぼ同程度ならば電離圏は静穏な状態と考えられる。

デリンジャー現象及び短波伝搬状態の週間予報です。(発令日:2月21日)
<   日付   > 22 23 24 25 26 27 28
<デリンジャー現象>  0  0  0  0  0  0  0
< 短波伝搬状態 >  4  4  4  4  4  4  4

【解説】
・発令日翌日から7日間の予報です。それぞれ左から順に日付と対応した予報となっております。
・デリンジャー現象の予報
 0=ないでしょう・・・・・・30%未満
 1=ややあるでしょう・・・・・・30~50%未満
 2=かなりあるでしょう・・・・・・50%以上
・短波伝搬状態の予報
 5=極めて静穏
 4=概して静穏
 3=やや不安定
 2=不安定
 1=非常に不安定

(参考データ)
NICT 電波伝搬障害研究プロジェクト
(電離圏概況等のリアルタイム速報など)
http://wdc.nict.go.jp/IONO/index.html
※電離圏観測はシステムメンテナンス作業等に伴いデータ更新に不定期な遅延を生じる場合があります。

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活動度指数

活動度の指数です。
2月21日の太陽黒点相対数は、42、1月の月平均値は、58でした。
2月21日の太陽黒点総面積は、390でした。
2月21日のf10.7は、103でした。
2月21日の地磁気K指数合計は、11、最大のK指数は、2でした。
短波伝搬を予測するための、2月と、3月と、4月の太陽黒点数の予測値は、それぞれ98、106、115です。

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お知らせ

特にありません。

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