太陽風・磁気圏領域

太陽風数値シミュレーション

「SUSANOO(Space-weather-forecast-Usable System Anchored by Numerical Operations and Observations)」による太陽風数値シミュレーションです。

左(動画):太陽と地球の間の太陽風の速度を色で表示した画像で、赤色に近いほど高速の太陽風が流れていることを示しています。 矢印はその場の磁場の向きを表しています。 上段は太陽系の南北での断面、下段は東西での断面(黄道面)を表します。

右(グラフ):本日までの1週間と今後1週間の計2週間分の、地球に到来する太陽風のシミュレーション結果(実線)を示したグラフです。 上から磁場強度(黒線)、磁場南北成分(Bz、赤線)、磁場の方位角(水色線)、密度(茶色線)、速度(紫線)、温度(緑線)、動圧(黄線)を示しています。 横軸は時間で、0が本日を表します。 横軸がマイナスの値となる本日以前の時間帯には、探査機DSCOVR(またはACE)による実際の観測データ(点)を重ねてプロットしています。

「REPPU(REProduce Plasma Universe)」による太陽風数値シミュレーションです。

左:太陽風中の磁力線の3次元構造を示します。磁力線は全て赤が太陽から宇宙空間へ出る向き、青が宇宙空間から太陽へ入る向きを表します。

  • 左上:地球から見た太陽表面の様子で、地球の近くにつながる開いた磁力線のコロナ付近での3次元構造を示しています。また、コロナ底部の温度を白(高温)と紫色(低温)で示し、磁力線が開いている場所の極性を赤と青で表示しています。
  • 左下:地球の近くにつながる開いた磁力線を、太陽系の南北の断面上で表した図です。中心が太陽、図中で横方向に引かれている水色の線が地球の公転軌道を表します。また、太陽風の速度分布を色で表しています(赤色:高速風、緑色:低速風)。
  • 右上:黄道面の太陽風磁場の極性を示した図です。円盤の中心が太陽、縁が地球軌道を示し、赤色がaway(外向き)磁場の領域、青色がtoward(内向き) 磁場の領域を表しています。
  • 右下:地球の近くにつながる開いた磁力線を、太陽系の東西の断面(黄道面)上で表した図です。円盤の中心が太陽、縁が地球軌道で、太陽風の速度分布を色で表しています(赤色:高速風、緑色:低速風)。

右:本日までの過去11日間と今後16日間の計27日分の、地球に到来する太陽風のシミュレーション結果を示したグラフです。上から密度(黄色線)、速度(青線)、温度(緑線)、磁場強度(Bt、黒線)、磁場南北成分(Bz、赤線)。灰色線および細い赤線でDSCOVR(またはACE)による観測を重ねてプロットしています。今後16日間の範囲には、前周期観測データを重ねています。本日に相当する部分の背景を濃い水色、3日後までを薄い水色で示しています。

準リアルタイム太陽面観測

コロナホールモニター
フレアモニター
EUV21.1nm
EUV9.4nm

準リアルタイム太陽コロナ観測

CME(コロナ質量放出)モニター
LASCO C2
LASCO C3
COR

太陽電波観測

太陽電波望遠鏡
山川(鹿児島)
 

27日太陽自転周期比較プロット

太陽面上に現れるコロナホールからは高速太陽風が吹き出しています。 コロナホールは太陽の自転によって約27日ごとに地球の正面を向くため、地磁気に 擾乱( じょうらん ) を与える高速太陽風は約27日ごとに地球に到来する傾向があります。 本プロットの4つの図は、この27日周期に着目しています。 上段から順に、太陽風の磁場南北成分と速度K指数(柿岡)、および静止軌道上の高エネルギー電子フルエンスを示しています。 それぞれの図の中で、27日前の値を灰色で示しており、それ以外の色で現在の観測値を示しています。 NICT宇宙天気予報では、27日前の宇宙環境の状態を参照し、将来起こる宇宙環境の乱れの予測に役立てています。