宇宙天気現象の分類

予報項目

太陽現象 - 予報
表示項目 Lv. レベルの説明 内容
太陽フレア 1 静穏 Cクラス以上の太陽フレアが発生しないと予測される
2 やや活発 Cクラスの太陽フレアが発生すると予測される
3 活発 Mクラスの太陽フレアが発生すると予測される
4 非常に活発 Xクラスの太陽フレアが発生すると予測される
プロトン現象 1 静穏 10 MeV以上のプロトン粒子の最大フラックスは10 PFU未満と予測される
2 警戒 10 MeV以上のプロトン粒子フラックスは上昇すると予測される
3 継続 10 MeV以上のプロトン粒子の最大フラックスは10 PFU以上で推移すると予測される
磁気圏現象 - 予報
表示項目 Lv. レベルの説明 内容
地磁気擾乱 1 静穏 地磁気K指数(柿岡)の最大値が4未満と予測される
2 やや活発 地磁気K指数(柿岡)の最大値が4と予測される
3 活発 地磁気K指数(柿岡)の最大値が5と予測される
4 非常に活発 地磁気K指数(柿岡)の最大値が6と予測される
5 猛烈に活発 地磁気K指数(柿岡)の最大値が7以上と予測される
放射線帯電子 1 静穏 GOES衛星が観測する2 MeV以上の電子の24時間フルエンスが3.8 x 107 [/cm2 sr] 未満と予測される
2 やや高い GOES衛星が観測する2 MeV以上の電子の24時間フルエンスが3.8 x 107 以上 3.8 x 108 [/cm2 sr] 未満と予測される
3 高い GOES衛星が観測する2 MeV以上の電子の今後24時間のフルエンスが3.8 x 108 以上 3.8 x 109 [/cm2 sr] 未満と予測される
4 非常に高い GOES衛星が観測する2 MeV以上の電子の今後24時間のフルエンスが3.8 x 109 [/cm2 sr] 以上と予測される
電離圏現象 - 予報
表示項目 Lv. レベルの説明 内容
電離圏嵐 ※1 1 静穏 活発な電離圏嵐の発生がないと予測される
2 活発 電離圏嵐指標が2時間以上継続して、IP2(基準値+3σより大きく基準値+5σ以下)またはIN2(基準値-3σ以上基準値-2σ未満)になると予測される
3 非常に活発 電離圏嵐指標が2時間以上継続して、IP3(基準値+5σより大きい)またはIN3 (基準値-3σ未満)になると予測される
デリンジャー
現象
1 静穏 デリンジャー現象が発生する確率が低い(約30%未満)と予測される
2 やや高い デリンジャー現象が発生する確率がやや高い(約30%-50%)と予測される
3 高い デリンジャー現象が発生する確率が高い(約50%以上)と予測される
スポラディック
E層
1 静穏 Es層臨界周波数(foEs)の国内の最大値が8 MHz未満と予測される
3 非常に活発 foEsの国内の最大値が8 MHz以上と予測される

現況項目

 ※2 現況は自動判定値のため、実際の状況とは異なる場合があります。
太陽現象 - 現況
表示項目 Lv. レベルの説明 内容
太陽フレア 1 静穏 直近のX線フラックスが10-6 [W/m2]未満
2 やや活発 直近のX線フラックスが10-6以上10-5 [W/m2]未満
3 活発 直近のX線フラックスが10-5以上10-4 [W/m2]未満
4 非常に活発 直近のX線フラックスが10-4 [W/m2]以上
プロトン現象 1 静穏 直近の10 MeV以上のプロトン粒子フラックスは10 PFU未満
3 継続 直近の10 MeV以上のプロトン粒子フラックスは10 PFU以上
磁気圏現象 - 現況
表示項目 Lv. レベルの説明 内容
地磁気擾乱 1 静穏 最新3時間の地磁気K指数(柿岡)は4未満
2 やや活発 最新3時間の地磁気K指数(柿岡)は4
3 活発 最新3時間の地磁気K指数(柿岡)は5
4 非常に活発 最新3時間の地磁気K指数(柿岡)は6
5 猛烈に活発 最新3時間の地磁気K指数(柿岡)は7以上
放射線帯電子 1 静穏 GOES衛星が観測した2 MeV以上の電子の24時間フルエンスは3.8 x 107 [/cm2 sr] 未満
2 やや高い GOES衛星が観測した2 MeV以上の電子の24時間フルエンスは3.8 x 107以上 3.8 x 108 [/cm2 sr] 未満
3 高い GOES衛星が観測した2 MeV以上の電子の24時間フルエンスは3.8 x 108 以上 3.8 x 109 [/cm2 sr] 未満
4 非常に高い GOES衛星が観測した2 MeV以上の電子の過去24時間のフルエンスは3.8 x 109 [/cm2 sr] 以上
電離圏現象 - 現況
表示項目 Lv. レベルの説明 内容
電離圏嵐 ※3, 4 1 静穏 活発な電離圏嵐の発生はない
2 活発 電離圏嵐指標が2時間以上継続してIP2(基準値+3σより大きく基準値+5σ以下)またはIN2(基準値-3σ以上基準値-2σ未満)
3 非常に活発 電離圏嵐指標が2時間以上継続してIP3(基準値+5σより大きい)またはIN3 (基準値-3σ未満)
デリンジャー
現象 ※3
1 静穏 デリンジャー現象は日本で発生していない
3 発生 デリンジャー現象が日本で発生していると確認された
スポラディック
E層 ※3
1 静穏 Es層の発生はない(Es層臨界周波数(foEs)が、下記の「やや活発」「活発」ではない)
2 やや活発 foEsが15分以上継続して4.5 MHz以上8 MHz未満
3 非常に活発 foEsが15分以上継続して8 MHz以上
スポラディック
E層・稚内
1 静穏 Es層の発生はない(Es層臨界周波数(foEs)が、下記の「やや活発」「活発」ではない)
2 やや活発 foEsが15分以上継続して4.5 MHz以上8 MHz未満
3 非常に活発 foEsが15分以上継続して8 MHz以上
スポラディック
E層・国分寺
1 静穏 Es層の発生はない(Es層臨界周波数(foEs)が、下記の「やや活発」「活発」ではない)
2 やや活発 foEsが15分以上継続して4.5 MHz以上8 MHz未満
3 非常に活発 foEsが15分以上継続して8 MHz以上
スポラディック
E層・山川
1 静穏 Es層の発生はない(Es層臨界周波数(foEs)が、下記の「やや活発」「活発」ではない)
2 やや活発 foEsが15分以上継続して4.5 MHz以上8 MHz未満
3 非常に活発 foEsが15分以上継続して8 MHz以上
スポラディック
E層・沖縄
1 静穏 Es層の発生はない(Es層臨界周波数(foEs)が、下記の「やや活発」「活発」ではない)
2 やや活発 foEsが15分以上継続して4.5 MHz以上8 MHz未満
3 非常に活発 foEsが15分以上継続して8 MHz以上

トレンド項目

 ※5 トレンドは自動判定値のため、実際の状況とは異なる場合があります。
太陽現象 - トレンド
表示項目 Lv. レベルの説明 内容
太陽フレア 1 静穏 期間中に発生した最大のフレアはA、Bクラス
2 やや活発 期間中に発生した最大のフレアはCクラス
3 活発 期間中に発生した最大のフレアはMクラス
4 非常に活発 期間中に発生した最大のフレアはXクラス
プロトン現象 1 静穏 期間中の10 MeV以上のプロトン粒子フラックスの最大値は10 PFU未満
3 発生 期間中の10 MeV以上のプロトン粒子フラックスの最大値は10 PFU以上
磁気圏現象 - トレンド
表示項目 Lv. レベルの説明 内容
地磁気擾乱 1 静穏 期間中の地磁気K指数(柿岡)の最大値は4未満
2 やや活発 期間中の地磁気K指数(柿岡)の最大値は4
3 活発 期間中の地磁気K指数(柿岡)の最大値は5
4 非常に活発 期間中の地磁気K指数(柿岡)の最大値は6
5 猛烈に活発 最大値期間中の地磁気K指数(柿岡)の最大値は7以上
放射線帯電子 1 静穏 期間中にGOES衛星が観測した2 MeV以上の電子の24時間フルエンスは、3.8 x 107 [/cm2 sr] 未満
2 やや高い 期間中にGOES衛星が観測した2 MeV以上の電子の24時間フルエンスは、3.8 x 107 以上 3.8 x 108 [/cm2 sr] 未満
3 高い 期間中にGOES衛星が観測した2 MeV以上の電子の24時間フルエンスは、3.8 x 108 以上 3.8 x 109 [/cm2 sr] 未満
4 非常に高い 期間中にGOES衛星が観測した2 MeV以上の電子の24時間フルエンスは、3.8 x 109 [/cm2 sr] 以上
電離圏現象 - トレンド
表示項目 Lv. レベルの説明 内容
電離圏嵐 ※6, 7 1 静穏 期間中に活発な電離圏嵐の発生はない
2 活発 期間中に電離圏嵐指標が2時間以上継続してIP2(基準値+3σより大きく基準値+5σ以下)またはIN2(基準値-3σ以上基準値-2σ未満)
3 非常に活発 期間中に電離圏嵐指標が2時間以上継続してIP3(基準値+5σより大きい)またはIN3 (基準値-3σ未満)
デリンジャー
現象 ※6
1 静穏 期間中にデリンジャー現象の日本での発生が確認されなかった
3 発生 期間中にデリンジャー現象が日本で発生したことが確認された (期間中のfmin最大値が、太陽フレアに伴い、基準値+3.5 MHz以上 または信号消失)
スポラディック
E層 ※6
1 静穏 期間中にEs層の発生はない(Es層臨界周波数(foEs)が、下記の「やや活発」「活発」ではない)
2 やや活発 期間中のfoEsの最大値が、15分以上継続して4.5 MHz以上8 MHz未満
3 活発 期間中のfoEsの最大値が、15分以上継続して8 MHz以上