International Space Environment Service, Regional Warning Center Japan 地球近傍の宇宙環境に関する情報を提供しています。
準リアルタイム太陽面観測画像
米国NASA(航空宇宙局)の運用するSDO(Solar Dynamics Observatory)衛星によって観測される、準リアルタイムの太陽表面の様子です。 異なる温度の物体からは異なる波長の電磁波が放射されるという性質を利用し、さまざまな波長で観測することで、太陽大気中の温度の異なるさまざまな層を観測することができます。
EUV30.4nm
極端紫外線で観測した太陽面の様子です。 彩層と呼ばれる、温度約5万度の太陽大気を観測することができます。 黒点上空は明るく見え、太陽フレアが発生した際にはさらに明るく光って見えます。 また、フィラメントと呼ばれる暗い筋状の構造が見られます。 フィラメントが噴出することでも太陽フレアやコロナ質量放出(CME)が発生することがあります。
EUV19.3nm
極端紫外線で観測した太陽面の様子です。 太陽大気で最も外側に位置するコロナと呼ばれる大気のうち、温度約100万度(EUV19.3nm)から約200万度(EUV21.1nm)の高温の大気を観測することができます。 黒点上空は明るく見え、太陽フレアが発生した際にはさらに明るく光って見えます。 また、太陽風の予測に重要なコロナホールと呼ばれる暗い領域を観測することができます。
FUV160nm
遠赤外線で観測した太陽面の様子です。 温度約6,000度の光球と、その上空の遷移層と呼ばれる温度約10万度の太陽大気からの光を観測することができます。 太陽フレアが発生した際には、黒点付近で明るく光って見えます。
EUV9.4nm
極端紫外線で観測した太陽面の様子です。 太陽大気で最も外側に位置するコロナと呼ばれる大気のうち、温度約600万度の高温の大気を観測することができます。 黒点上空は特に明るく見え、太陽フレアが発生した際にはさらに明るく光って見えます。
光球磁場
光球を偏光分光観測という特殊な方法を用いることで、光球の磁場を観測することができます。 磁場が強いところを白/黒で表しており、白がN極、黒がS極を表します。 黒点およびその周辺の磁場が強い(白/黒がはっきりしている)ことがわかります。
白色光
白色光で観測した太陽表面の様子です。 光球と呼ばれる、温度約6,000度の太陽表面を観測することができます。 周囲より温度が低い(約4,000度)場所は暗く見え、「黒点」と呼ばれます。