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2025年12月1日にX1.9、12月8日にX1.1の太陽フレア発生
1. 2025年12月1日に発生したX1.9の太陽フレア
2025年12月1日2時49分UT(日本時間11時49分)に太陽面東端(のちに活動領域14299と採番)でX1.9の太陽フレアが発生しました(図1、図2)。この太陽フレアに伴い、日本時間1日11時45分から12時15分にかけて、日本各地でデリンジャー現象が観測されました。探査機SOHOによると、この太陽フレアに伴いコロナ質量放出(CME)が発生しましたが、地球方向への放出ではなかったため、地磁気および電離圏への影響はありませんでした。
現在、活動領域14299はすでに太陽裏側に回り込んだため、今後の当該領域の活動が地球に影響する可能性は低いと考えられます。
図1:SDO衛星/白色光観測による活動領域14299の画像(左)と、
GOES衛星/極端紫外線観測によるX1.9太陽フレア発生時の様子(右)
図2:GOES衛星(米国NOAA)により観測された11月27日〜12月3日UTの太陽X線フラックスの観測値。
2. 2025年12月8日に発生したX1.1の太陽フレア
2025年12月8日5時1分UT(日本時間14時1分)に活動領域14298でX1.1の太陽フレアが発生しました(図3、図4)。この太陽フレアに伴い、日本時間8日14時0分に国分寺以南で弱いデリンジャー現象が発生しました。探査機SOHOによると、この太陽フレアに伴いCMEが発生しましたが、地球方向への放出ではなかったため、地磁気および電離圏への影響はありませんでした。
現在、活動領域14298はすでに太陽裏側に回り込んだため、今後の当該領域の活動が地球に影響する可能性は低いと考えられます。
図3:SDO衛星/白色光観測による活動領域14298の画像(左)と、
GOES衛星/極端紫外線観測によるX1.1太陽フレア発生時の様子(右)
図4:GOES衛星(米国NOAA)により観測された12月5日〜11日UTの太陽X線フラックスの観測値。