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2026年4月24日にXクラスフレアが2回発生

2026年4月24日に2回のXクラス太陽フレアが発生しました。Xクラスの太陽フレアの発生は、2026年3月30日以来、25日ぶりです。

2026年4月24日1時7分UT(日本時間24日10時7分)に、太陽西端の活動領域14419(図1左)でX2.5フレアが発生しました(図2および図1中央)。この太陽フレアに伴い、日本時間24日10時15分から10時30分に日本各地でデリンジャー現象が観測されました(図3)。また、当該活動領域では、24日8時13分UT(日本時間24日17時13分)にもX2.5フレアが発生しました(図2および図1右)。この太陽フレアに伴い、日本時間24日17時15分に日本各地でデリンジャー現象が観測されました(図4)。

図1:(左)SDO衛星(米国NASA)/白色光観測による4月24日01時15分UTの太陽表面の黒点の様子
(中央)SDO衛星(米国NASA)/極端紫外線観測による4月24日1時7分UT発生のX2.5太陽フレアの様子
(右)SDO衛星(米国NASA)/極端紫外線観測による4月24日8時13分UT発生のX2.5太陽フレアの様子
図2:GOES衛星(米国NOAA)による4月21日〜27日UTの太陽X線フラックスの観測値
図3:山川(鹿児島県)で日本時間24日10時15分から10時30分に観測されたデリンジャー現象の発生直前(左)と発生時(右)のイオノグラム画像。特に白丸で示した部分で、現象発生時に短波信号が吸収されて反射エコーが弱くなっている様子が顕著にみられる。
図4:大宜味(沖縄県)で日本時間24日17時15分に観測されたデリンジャー現象の発生直前(左)と発生時(右)のイオノグラム画像。特に白丸で示した部分で、現象発生時に短波信号が吸収されて反射エコーが弱くなっている様子が顕著にみられる。

また、探査機SOHOにより、この太陽フレアに伴うコロナ質量放出(CME)の発生が観測されましたが(図5)、地球方向への放出ではなかったため、地磁気および電離圏への影響はありませんでした。また、今回の太陽フレア・CMEによるプロトン現象の発生はありませんでした。現在、活動領域14419はすでに太陽面裏側に回り込んでおり、今後の当該活動領域の活動が地球に影響する可能性は低いと考えられます。

図5:探査機SOHO(欧州ESA・米国NASA)によって観測された太陽コロナ観測画像
(左)4月24日1時7分UT発生のX2.5太陽フレアに伴うコロナガス放出の様子
(右)4月24日8時13分UT発生のX2.5太陽フレアに伴うコロナガス放出の様子